森のようちえん&森の冒険学校

生きる力、豊かな感性、たくましい身体と心を育む

TEL.042-582-3136

〒191-0062 東京都日野市多摩平4-3

森のようちえんとは

はじめに

人間はその歴史の中で、自然と共存し、敬い畏れながら生活してきました。家族の助け合い、地域のつながりは厳しい自然の中で生活するには必要不可欠なものであり、生きる知恵でもあったのでしょう。
文明の発達とともに自然との「共存」のあり方や、家族形態に少しずつ変化がおこりました。日本では戦後の経済成長によって環境汚染や核家族化という問題を生み出しました。
子どもを取り巻く環境、また子育て環境も大きく変化しました。そして現代、この急激な変化の中で育った子どもが成長し、変化する社会の中で子育てをしています。このような状況の中、自然の中に人間が生きる上で必要な知恵をつける素材が豊富にある事に気付かずに子育てしている、あるいは気付いていても方法がみつからないといったケースがあります。
情報社会とも言われる現代、溢れる情報の中から本質を見つけ出し自己判断のもとに行動できる能力が特に必要とされてきています。自己判断に必要な「感じる心」「行動する力」は、自然との出会いやふれあいの中で培われるものであり、その体験はやがて知識や知恵を生み出す源になります。未来を担う子どもが、今必要としている環境づくりや、働きかけを考え、実行していきたいと考えます。


ひの社会教育センターの森のようちえん

ひの社会教育センターでは1969年の開館以来、幼児、青少年を対象にした、自然の持つ神秘さや不思議さに目を見はる感性(センス・オブ・ワンダー)を育む野外活動に積極的に取り組んできました。
幼児は近隣自然公園の水路散策やハイキングが日常的に行なわれ、時には五日市方面に泊りがけで出かけることもありました。そして青少年は中央線や青梅線沿線の自然を舞台に毎週のように活動し、宿泊を伴う最初の活動は八ヶ岳の清里高原で行なわれました。
やがて、当センターが主催する野外活動は質、量ともにニーズが高まり、北は北海道から南は鹿児島、甑島、そして沖縄へと広がっていきました。そして、当センターは1993年よりデンマークを訪問する、高齢者福祉視察を始めましたが、その活動の一環として幼稚園や保育園も訪問し、自然保育園や森のようちえんの活動にも同行させてももらうようになりました。
私たちは自然との共生を育む活動を広げていく必要性を感じる中で、今まで取り組んできた活動に自信を持つとともに、この経験をフルに活かすために、改めて幼児と子どもを対象にした野外活動を「森のようちえん&森の冒険学校」と位置づけて定期的な活動としてスタートすることにしました。そしてこの活動を、社会の閉塞感と行き詰まりと同時に、人間活動の自然とのかい離が危惧される中にあって、自然をよりどころに、そこから抜け出そうとするひとつの教育的な試みとしてすすめていきたいと考えています。


理念

私達は、森のようちえん&森の冒険学校において本事業に参加する子ども達に「感じる心」「行動する力」が育まれ、「感性」が磨かれるような自然体験活動をおこないます。子ども達の力を信じ、自分自身の力で感性や本能、多角的な視点や考えを身に付けられるような活動づくりをめざすと共に、学びと試みを常に実践するようにします。


運営目標

  • 自然に親しむ心を養う
  • お互いを尊重しあう心をはぐくむ
  • 社会性を身につける
  • コミュニケーション力を身につける
  • 自分の可能性を見つける
  • 自分の限界を発見し、再び挑戦する心と体をはぐくむ
  • 保護者や地域と共に子どもを育てられるネットワークづくりを担う
  • 保護者も活動を通して自然の必要性を感じる
  • 地域(市民・企業・団体)の新しい公共財として、財源・人材を確保し発展させる
  • 命の大切さを学んでもらう

運営方針

  • 子どもの「やりたい!」を実現するように見守り、その子その子の満足度(希望・要望)をかなえてあげられるようにする
  • 子どもの体の成長や心の発達などを理解していく為に、研修や学習会などに参加し、さらに、発信できるように努める
  • 職員・スタッフはどんな場面にも対応できるよう、日頃からいろいろなことに興味を持って見聞を広げるようにする
  • 職員・スタッフは常に子どもの目線に立ち、子どもの感性や発見を共有できるようにする
  • 人とひとを結びつけ、発展させる場所づくりに努める
  • 大人プログラムの提供や、子どもの送り迎えの際に自然に対する理解を深めてもらえるよう声掛けする
  • 自然との共生を育むことを目的とした活動団体または個人にむけて、情報交換や学習会などの機会を広げていくネットワーク作りをする
  • 結果や応用に関する情報の共有として、ホームページで広く知らせたり、会合などで意見交換をする機会を持つ